しも・イマジン・オブ・フィクショナル
※この物語は、しもの想像の世界であり、しも日記や、実際の事実とは全く反映しておりません。
また、グロテスクな表現や叫び声が含まれますのでご了承下さい。(たかが知れてるが。
また、名前や地名は実際にあるのとないのをごっちゃに使っていますが
実際の人物、または地名とは一切関係のないものとします。
何度も言いますが、しも・日記とは完璧に独立しています。
また、選択伎を選ぶ事によって、物語は微妙に分岐します。っというかその予定です。
※選択伎によっては笑い話になるとは限りません。時にはファンタジー。時にはサスペンスも入ります
登場人物紹介はこちら
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命水
第一章
「命水」
第一話
「DAYS」
今日も穏やかな日だった。 雲は照れ隠しをするようにぷかぷか浮いている。
誰もが幸せで、誰もが無邪気で 誰もが、笑っていた。 大好きな、ほのぼのした空間。
空を仰げば太陽が俺を覆い尽くす。 大気が俺の周りを駆けぬける。 懐かしい匂いがした。
木をみるとすっかり春の色に染まっていた。 なにもかもが新しい命の色を漂わしていた。
キ―ンコーンカーンコー―ン
チャイムが鳴った。 今日も学校に一日が始まった。
「ふわぁ〜〜ぁ〜ぁ〜あ」
ね、眠い。限りなく永遠に眠い。 こんな陽気の日は眠くなるのも無理はない。
こんな日は1時間目からぶっとおしで体が溶けるほど眠り尽くして何も考えたくないものだ。
俺の名前は下澤。 通称・しも。 学生である。
それにしてもイイ天気だ。 平和だなぁ〜。
窓の外を見てみる。 体育の授業をしているクラスがなにやら走りながら声を出している。
空は透き通るような青。 そして草は緑々と生い茂り、自然の多いこの学校は景色を見ていて飽きない。
こんな景色を見ていると、本当に・・・眠・・・く・・・なっ・・・てき・・・て・・・
「zzz zzz zzz・・・」(寝てる俺。
ずべし。(殴られる音
「ゴルァ!1時間目から俺様の授業で寝るとは、イイ度胸だな、下澤よ。」
・・・い、イテェ・・・なんという怪力・・・。
1時間目から体の溶けるほど眠って何も考えれない状態にされた俺は頭を押さえながら殴った人物の顔を見上げる。
殴ったのは国語教師兼ゴリラ的人物・芳賀先生。 こいつは生徒を肉体的打撃による絶対的圧力政治をするのが好きらしい。
大体、現代国語って何するんだよ・・・試験じゃあ毎回違う文がでるんだから意味ないだろ・・・。
そんなことを考えているのもつかの間・・・
「ん?なんだ?不満でもあるのか?」
「意義なしであることよ」
「なんで詠嘆文なんだよ!まぁいい。次からは気をつけろ」
そういってこのゴリラの化身の怪力鬼ティーチャ―は授業を再開した。
この程度で済んだのは奇跡というなのロマンスであろう。 ・・・たったたんこぶ一つで済むなんて。
そして、クラスがまた喧騒に包まれる・・・しかし、10分もたたないうちに・・・
「・・・っというわけだ。いいか?じゃあ、異文化と触れ合うことは何が主張されることだと筆者は言いたいんだ?分かる奴いるか〜?・・・・・・」
・・・ううっ・・・だんだん先生の声が遠くに・・・嗚呼、むこうの方で楽しそうに妖精さんたちが歌いながらこっちに誘ってる・・・フワフワ〜
ほぉら、しももこっちへおいでよぉ〜楽しいよ〜ルリララララ〜♪ はぁ〜〜い♪
そして
「zzz zzz zzz zzz zzz」(結局寝てる俺。
そして無論、
ずべしっ!ごすっ!(ピッチャー強襲
「フフフ・・・下澤、そんなに俺に殴られたいのか?俺はいいぞ?このままガチンコファイトクラブにしてもよぉ?その方がおもしれぇ!」
「ガタガタガタ・・・滅相もございませんっ!暴力反対!万歳憲法第9条!欲しがりません勝つまではっ!」
な、なんてオソロシイことを言うんだ、バトルロワイヤルでもする気かっ!?
「・・・おまえ・・・さっぱり意味が分からんぞ。」
「はいっ!ワンダーであります!」
恐怖のあまり、俺は何を言ったのか分からない。
「・・・」
フハハ、あまりの俺の不思議ッ子さに言葉を失ってるぞ。 それに所詮は教師、授業をすすめざるを得ないようだな。
・・・。(間。
ボグばっ!ずべしっ!グブぼっ!(クリーンヒット
「しばらくそうして頭冷やせっ!」
ぐはっ!!!
・・・ビシバシに殴っておいて、どうやって頭が冷えるんだよ・・・熱い火花がまだ頭を回ってるっつーの。
い、痛い・・・なんて教師だ・・・GTOかっ!? ヒィィィィィィ! やっぱり鬼塚栄吉!?
だ、だが・・・まだこの程度済んだだけ・・・ぐふっ! ま、まだ・・マシなほう・・・だ・・・(限界
なにせ4コンボだけで済んだからな。 俺も日に日にタフになるのを感じるぜ!
ここまで殴られて残り時間をさらに寝る奴はいないだろう。 ここは戦場ではないのだから。
・・・だが、俺はちがーーう! いいじゃない。 作ってやろうじゃないっ。
しも・レジェントをっ!!
・・・(間
「zzz zzz zzz zzz zzz zzz」(そして、永遠にフォーエバー。
。。。ポクポクポク(木魚
チー――ン。
ズンガラガッシャ―――ン!!(※音はイメージです。
・・・一瞬の出来事だった。脳天に稲妻が走った。 なるほど、これは痛い、ってかめっちゃ痛い。
「しぃ〜もぉ〜ざぁ〜わぁ〜・・・てんめぇ・・この俺をどこまでおちょくれば気が済むんだ?あ?」
「・・・い、いてぇ・・・」
俺は痛くて言葉が出なかった。
まさか出席簿を縦にしておもいっきし降り下げるとは・・・
重力と言う名のニュートンが欠くもシャープに我を・・・。
「よぅし・・いいじゃないの。今日は授業はコレまでだ。 みんな〜教科書閉じろぉ〜。今から公開処け〜い を始める。血が見たくないものは目を瞑るようにぃ」
「ゾワゾワゾワ・・・」
試合会場はざわめきはじめた。 クラスが一体となって俺の鮮血を求めている。 なんてオソロシイんだ・・・
俺は―――死ぬのか。
・・が、その時。
キ―ンコーンカーンコーン
「・・・くっ、授業が終わっちまったか・・・仕方ねぇ、今度の国語の時間まで執行猶予を与えようではないか、下澤。今のうちに親孝行することだな、遺言とな!知ってるか?古人曰く『孝行したい時に下澤はなし』ってな!!フハハハ!ぜいぜい首でも洗うことだな」
・・・ちがう、絶対違うよ・・・
そういうとあいさつを早々と終えて、職員室というなの教師の巣窟へ帰っていった。
芳賀先生は怖くて力が強くって背が高くって男前で性格が厳つくて授業が下手で筋肉にもの言わす人だけど、絶対授業が時間通り終わらせてくれるのだ。休み時間に関しては天使である。
だから、俺はラッキーだ。 チャイムというなのコングに救われたんだ。 さすがに今日は冷や汗ものだったな。
まぁ、この先生とは去年もこうだったから別に真剣にヤヴァいってことはそうないけどな。
「ぐっ・・・それにしても・・・痛い・・・。」
「だ、大丈夫?頭が当社比で1,5倍くらいにまで膨れ上がってるよ?」
「お、おう。大丈夫だ、ぺこよ。」
こいつはぺこ。明るくて気さくだが、アンニュイな時との落差が激しい。
元気な時はめちゃすこぶるパワフルなのだが、そうでない時はふんだり蹴ったりいなしたりだ。
今年から同じクラスになって、席が斜め後ろなので、話をしたり消しゴムの片鱗を飛ばし合う仲だ。
「でもさーあんたすごいよねー。よくあの鬼教師にあそこまで挑めるねー」
「ああ、しも・レジェントとでも呼んでけれ」
「いや、なんか生ナマしくて嫌だし。」
「ちなみに今日は3回寝たからな。猛打賞だ。さぁ、阪神の虎チャン人形をくれ。今年の優勝は間違いないぞ」
「・・・なに意味わからんこといってんねん」
「仕方ない、じゃあスーパーひとし君でいいよ。」
「ぎゃはは、なにそれ。今日も絶好調だね、しも節。」
・・・人をソーラン節みたいに言うなよ・・・。
「ちなみ今日は1から6時間目までサイクルヒットを狙うつもりだ。つまり、全授業睡眠学習だ。Mrマリックもはだしでトホホだろ?」
「それはいいけどさ〜、あんたまた今になって『ぺこ、ヤヴァい!世界がヤヴァい!ノート魅して!』って言うんじゃないの?」
「ハハハ、その点においてなら心配いらないよ。もう別の奴に特許申請中だ。」
(・・・だって、ぺこもノート取ってないことが多いしな・・・。)
「またまた〜ぺこさんのノートじゃないと、今年の通知表は真っ赤に染まるよ?」
ぐっ・・・そんなことはないと思うが・・・だがそのノート借りる別の奴ってのが・・・KENWOODだからな。
あいつを信じるか・・・それともまたここでぺこに甘えるか・・・さぁ、どっちだ・・・。
・・・っというか、起きて真面目に授業受けろよ、と言いたいのだが。(死
ちなみに、試験は3日後に控えている。・・・なのに寝てていいのか俺よ。
今日中に借りておかないと
A ペこに屈辱の『ぺこ、ヤヴァい!世界がヤヴァい!ノート魅して!』を言う。
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